世界遺産の真実
どのようなものか漠然とイメージを抱く人は多いと思いますが、具体的などのような定義と理念で判定・認定されているかを把握している人は少ないのではないでしょうか。
人類共通の遺産となるような優れた遺跡や建造物、自然などを認定し、保存しようという目的で設定されたものです。
歴史的建造物や遺跡を連想する人も多いかもしれませんが、自然も対象となっています。
日本の屋久杉やアメリカのグランドキャニオンなどはその代表例です。
さまざまな側面
登録されるためには一定の基準を満たしているほか、各種機関の調査を経て、相応しいと判断される必要があります。
日本でも多くの地域が登録を目指していますが、なかなか難しいのもこの判断が厳しいのが要因のひとつです。
また、一度登録されればずっとそのまま認められるわけではありません。
さまざまな要因によって、当時の状態が損なわれたと判断された場合、抹消されることもあります。
有名なところではドイツのドレスデン・エルベ渓谷が橋の建設によって景観が損なわれたことから抹消されたということがありました。
このように、厳格な理念によって運営されているものです。
環境破壊や過剰な開発が問題となっている現代、その役割はさらに大きくなっていくことでしょう。
